2016年10月6日木曜日
表千家 炉 薄茶 運び
最初に茶道口より主菓子を運びます。
次にお点前の道具です。茶道口で水指をひざ前において、ふすまをを開け(ふすまの開け方参照)、一礼します。
両手で水指を持って立ちます。水指を持つとき手の側面小指が畳につくようにして持ち、左足からでます。一畳を六歩で歩いて道具畳で二歩歩いて座ります。(このときひざの位置は道具畳の中央で、炉の縁の線と平行になるように。)
水指をひざ前約24㌢くらいあけて畳の中央に置きます。立って客付けに回り(左足を引いて右回り)で水屋に戻ります。
次に右手に棗、左手に茶碗(茶巾・茶せん・茶杓は仕組まれています)を持って出て、道具畳の中央に座ります。棗・茶碗は水指の前にそろえて置きます。このとき茶器(なつめ)と茶碗の間は畳目三目ほどです。(風炉の運び点前を参考に)
客付け周りで水屋に戻り、建水(蓋置・柄杓は仕組まれています)を左手に持ってでます。建水を持って出たら茶道口に斜めに座り、建水をひざ前に置いてふすまを閉めます。建水を持って立ち、茶碗・棗の前に座り、建水を左ひざ脇に置きます。
柄杓を左手で少し持ち上げて、蓋置を右手で取って柄杓を戻します。
右手でとった蓋置を左手にのせて、炉のほうへ斜めにひざをまわして、右手で蓋置を炉の右角近く(炉の縁の右から畳目三目、手前の縁から二目離して)に置きます。建水から柄杓を左手で取って右手で構えて蓋置の上に、柄杓の柄が体と平行になるように柄杓をのせます。そこで一礼します。
道具をならべる
一礼したら、居ずまいをただします。炉の運び点前でお茶をたてる場合、体の位置はひざの中央が炉縁の内隅(炉縁の内側の角)になるように座ります。建水を左手で少し前にすすめて(ひざより少し下で、炉縁の線に半分掛かるほど)、左手でお茶碗を取って、右手に持ち替え、右手でひざ前向こうに二手で置きます。次に右手でなつめをとってお茶碗とひざのとの間に置きます。
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