2016年10月11日火曜日

薄茶の席で二種類の干菓子を出す理由

薄茶の席で二種類の干菓子を出すのは何故ですか。


景色として一つは打もの、一つは有平糖を合わせて変化を出します。

濃茶席に対して薄茶席は気楽に楽しくゆっくりして下さいという思いを込めて懸けられます。

濃茶があって薄茶があるというのが本来です。

薄茶なら薄茶だけを考えるから難しくなる訳で、濃茶に対してどうぞお楽にお過ごし下さいということでおもてなしをします。

目を楽しませる意味でも、打ちものと有平糖を一種類ずつ組み合わせてお出しするのは、亭主の心入れです。

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