2016年10月15日土曜日

半澤鶴子の“一期一会の茶事行脚”


平成28年夏に放送されたETV特集「女ひとり 70歳の茶事行脚」は、千を超える反響がありました。

半澤鶴子さんは出張茶事専門の料理人として全国に出向いて茶事を行っています。

「茶事の神髄を極めたい」と、70歳で茶道具などを積み込んだ車を運転してひとり全国に出向き、旅先で出会った人を茶事でもてなします。

山あいの茶室や琵琶湖岸のお堂、河畔の雪原で地元の人と一期一会の茶事を重ねます。

京都の古刹で禅師を客として迎えた茶事では、老師から「花一輪に飼いならされて」という言葉に深く頷きます。

人が人と出会うとは?もてなすとは?そして人生を生きるとは?半澤さんに、茶事行脚を通して見えてきた人生の機微を伺います。

半澤鶴子:
1943年満州生まれ。20代は幼稚園勤務。
子育てを終え日本料理を修業、茶家に出向く出張茶事に専念。全国の名家の慶事等に出向。
1989年千葉県東金市で「鶴の茶寮」を主宰、茶事実習会や和菓子講習会等を主催。 
半澤さんより「受講者の皆様にわかりやすく茶事というものを簡単に説明し、その必然として今日まで残ってきた背景などに触れながらお話を進めます。
日本の国が四季に恵まれた美しい国であり、日々の食を豊かにし、日本人のアイデンティティもその恩恵なくしては生まれてこなかったであろうなど、歴史の途上を受け持つ私たちが日本という国の素晴らしさをもっと認識していただけるような内容にしたく存じます」


表千家、裏千家、なかなか尊敬できる師匠に巡り会えません。
女性教授による男女差別など時代錯誤でとても、気分悪いです。
半澤鶴子さんのような、本質を求める茶人が必要ですね。

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